バリ島の塩が出来るまで
1
豊かで美しい自然の中に、塩作りの村クサンバがあります。まず、バナナの葉を乾燥させて作られた塩汲みの桶で、海水を汲み太陽によって熱せられた約60℃の砂の上に撒きます。
2
塩分を含んだ砂は、かん水小屋に運ばれ、海水でろ過してかん水を作ります。さらにそのかん水で砂を何度も洗い、徐々に塩分の濃度を高めていきます。
3
かん水小屋で作られた塩分濃度の高いかん水を樹齢約30年のやしの木をくりぬいて作った舟に入れて干します。やしの繊維が余分なニガリを吸収し、美味しい完全天日塩が出来上がります。
4
この完全天日塩の結晶を椰子の葉で編んだカゴに集め、約2時間天日に干し、水分が6〜7%になるまで乾燥させます

美味しいミネラル塩の中には、マグネシウム・カリウム・ナトリウムなどのミネラルがたっぷりと含まれています。この天然天日塩は、現地の自社工場で検品作業のあと袋詰めされます。